初心者向け-配合の組み方とかいろいろ⑧

初心者さんがちょっとずつ強くなれるように書いています。

前回までは下のリンクから。

①⇒初心者向け-配合の組み方とかいろいろ①
②⇒初心者向け-配合の組み方とかいろいろ②
③⇒初心者向け-配合の組み方とかいろいろ③
④⇒初心者向け-配合の組み方とかいろいろ④
⑤⇒初心者向け-配合の組み方とかいろいろ⑤
⑥⇒初心者向け-配合の組み方とかいろいろ⑥
⑦⇒初心者向け-配合の組み方とかいろいろ⑦

今回は相性値に関することを書いていこうかなと思います。

もう初心者向けではなくなってきますが強い馬を作るには大事な要素なので頑張って覚えるようにしましょう。

相性値の計算

相性値を計算するにはまず相性表のようなものが必要です。どの組み合わせでどれくらいの相性値が発生するのかわからないと計算できません。

ネットとかTwitterで「ダビマス 相性表」で検索すると出てきますので入手しておいてください。

相性値の計算方法は「ダービースタリオンマスターズ Wiki」さんの「ニックス」というページに載っている計算方法を使います。
※このページに載っている相性値は古いものなので個別の相性値に関しては新しい相性表を入手してください。

相性値の計算は子系統を見ます。

種牡馬の子系統と繁殖牝馬の血統表の「父、母父、母母父、母母母父」の子系統が対象になります。

例えば下の組み合わせで配合した場合、

種牡馬(ノーザンダンサー系)

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繁殖牝馬

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父:ヘイルトゥリーズン系
母父:ブランドフォード系
母母父:リボー系
母母母父:ダンテ系

相性値の計算対象になるのは上の箇所。

ノーザンダンサー系とヘイルトゥリーズン系
ノーザンダンサー系とブランドフォード系
ノーザンダンサー系とリボー系
ノーザンダンサー系とダンテ系

この組み合わせを相性表で確認します。

ノーザンダンサー系とヘイルトゥリーズン系だと相性値は6
ノーザンダンサー系とブランドフォード系だと相性値は5
ノーザンダンサー系とリボー系だと相性値は5
ノーザンダンサー系とダンテ系だと相性値は2

となっています。

相性値の計算は〆の種牡馬のレアリティで変わってきます。「ダービースタリオンマスターズ Wiki」さんの「ニックス」ページに記載されている「種牡馬のランクと繁殖牝馬の先祖別乗算テーブル」を参照します。

〆の種牡馬が星5の場合、

繁殖牝馬(父)が×3
繁殖牝馬(母父)が×2.5
繁殖牝馬(母母父)が×2.0
繁殖牝馬(母母母父)が×2.0

となっています。なので、

ノーザンダンサー系とヘイルトゥリーズン系だと相性値は6×3で18
ノーザンダンサー系とブランドフォード系だと相性値は5×2.5で12.5
ノーザンダンサー系とリボー系だと相性値は5×2.0で10
ノーザンダンサー系とダンテ系だと相性値は2×2.0で4

合計で44.5となります。

小数点は切り上げとなるのでこの配合の相性値は45となります。

上の画像では出てきませんが同じ子系統が2つ入っている場合、既に上位で成立している相性は1となります。

相性コメント

相性完璧:38以上
相性優れた:34~37
相性良くできた:30~33
程々の相性:25~29
相性コメントなし:0~24

となっているので37.5から相性完璧になります。

相性完璧で配合を組みたい場合は37.5以上になるように計算して組みます。可能ならば相性値40以上で組みたいところではあります。

相性完璧と低相性

相性値の計算方法は上で説明しましたが強い馬を作るにはどうすれば良いのか。

もう最近は相性完璧で完璧な配合を組むダブル完璧というのをやっておけば強い馬が出来るというのはみんな知っているのでどうすれば良いかも何もないのですが、

少し前までは低相性の配合が主流でした。相性を0にして子系統を1か所重ねると能力が跳ねやすいと言われていました。

↓子系統重ねというのはこんな感じ。

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繁殖牝馬の相性値の対象となる箇所に同じ子系統が2つ入っています。上の画像ではヘイルトゥリーズン系が2つ入っています。

相性0で子系統を重ねるとなぜ跳ねるのかは謎です。

子系統を重ねているからそこで相性が1発生していてそれが理由で跳ねてるという説が有力ですが、一応相性的にはニックス関係にない子系統を重ねても相性値は発生していないんですけど内部的には発生してるのかもですね。

まあ跳ねる理由は謎ですけど相性値0で組んで子系統を1か所重ねると跳ねやすいので覚えておくとよいです。このブログでは昨年やってた配合は基本的にはこの組み方が多かったです。

以前は相性値が高くなると能力の高い馬が出にくかったためにこの低相性の組み方で配合を組むのが主流でした。

昨年に高相性値の配合効果が修正され相性完璧の方が強い馬が出やすい感じになったので今は相性完璧が主流となっています。

・相性完璧
・相性値0で子系統重ね

配合を組む際はこの2つのどちらかで組む人が多いです。これ以外の相性値からでも強い馬が生まれることはもちろんあります。

有名配合を相性値から見てみる

能力の跳ねやすい配合というのを上で説明しましたが、有名な配合を相性値の観点から見てみると良く分かると思います。

ジャック配合

ジャック配合だとギリギリスピード十分(120)くらいまでしか出ないというのは良く言われます。

これはなぜなのかというと相性値が微妙に出てしまってるんですね。

種牡馬がヘイルトゥリーズン系。

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繁殖牝馬のニックスラインが

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父ブランドフォード系
母父ヘイルトゥリーズン系
母母父テディ系
母母母父オーエンテューダー系など

ジャック配合はテディ系のところで相性値が6発生してしまってます。恐らくこれがスピード120くらいで止まってしまう原因かと思われます。これ以上の相性値になるともっとスピードが出にくくなります。中途半端な相性値は跳ねにくいです。

コマンダー配合

有名な配合です。見事な配合ですがスピード十分がガンガン出ると一時期話題になった配合です。血統表は用意していませんがあの配合は相性値が0でレイズアネイティヴ系が途中で重なっているので跳ねます。

ディープボーイ配合

これも有名な配合。私は長い間トウショウボーイを持っていなかったので1回しかやったことがありませんが、トウショウボーイがスピードの乗りやすい種牡馬ということもあって3耐えくらいの馬ならサクッと出たりします。

この配合も相性0でヘイルトゥリーズン系が重なっています。

という感じで相性値というのは配合を考える上ですごく大事なのです。相性値を考えてちゃんと組んでも跳ねない場合とかもあるので難しいです。

あとスピードやスタミナの上限は種牡馬によって変わるみたいなのでそのあたりはTwitterなどで情報を見つけてください。

練習

ということで低相性と相性完璧の配合の練習。

この前までジャック配合を使っていました。これを使った理由は今回のためでもあります。

アグネスタキオンを使ったジャック配合をやって牝馬が生まれた場合、下のような血統の繁殖牝馬になります。

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これを使って低相性の配合になるように自家製種牡馬を作ってみてください。良い練習になります。

ジャック配合の良いところはいろんな要素を兼ね備えてるところ。ジャックで牝馬を作ると自然と子系統重ねが出来ています。なのでこの牝馬に相性0になるように自家製種牡馬を作って完璧な配合や見事な配合をすると跳ねたりします。

またジャック配合で作った牝馬にノーザンダンサー系の種牡馬を配合すると勝手に相性完璧になります。なのでこちらもやってみて下さい。

その際に上のようなキングヘイローを使ったジャック配合で牝馬を作った場合、ノーザンダンサー系で〆ると見事な配合になります。なので完璧な配合になるように工夫して作ってみて下さい。因子も入れることまで考えて作るようにするとすごく良い練習になりますよ。

ここまで出来ればもう配合理論はほぼ理解出来てるはず。あとは数をこなして経験を積むだけ。いっぱいオリジナル配合を作って試してみて下さい。