大怪我した馬はもう引退するしかないのだろうか?

調教やレース中に馬が怪我をすることもあると思いますが、軽度なケガならちょっと放牧する程度で治るしそれほど気になりませんがまれに骨折や屈腱炎以上と思われる大怪我をする場合があります。

↓↓こんな感じの怪我です。
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「なんとか命はとりとめましたが活躍は期待できないでしょう。引退させたほうが良いと思います。」

こんなことを言われたらもう現役は諦めるしかないかと思いますが、もしもこの馬が能力の高い馬でBC登録するつもりで育てていたのだとしたら諦めがつかないと思います。

ちょうどそこそこ能力の高い馬がこの状態になったので引退させずに続けてみようと思います。

怪我が治るまでどれくらいの期間がかかるのか。
怪我が治ったときに能力は下がってしまうのか。
レースは無理でもなんとかBC登録まで持って行くことは出来ないだろうか。

このあたりが知りたいです。

大怪我した馬で検証

今回は下の馬で検証します。

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スピードA、スタミナC、根性Bの馬です。なかなかの能力ですがコメントを見る感じだとスピードAでもAの下の方だと思います。

超晩成の馬なのでピークを迎えるのは4歳の後半以降になると思います。

順調に育っていた矢先、まさかの芝強め×2で大怪我をしてしまいました。

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怪我をしたのは4歳の5月。まだピークを迎える前でした。引退させた方が良いと言われていますが、超晩成ならピークは6歳の夏くらいまでは続くと思うので放牧して怪我が治るのを待ってみようと思います。1年くらいで治ったらまだレースでも使えそうですし。

ちなみに怪我をした時点での能力は下の画像です。

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まだピーク前なのでスピードだけが上がりきっていない状態でした。スピード以外はちゃんとMAXまで仕上がっています。4歳秋以降にピークを迎える予定で育てていました。

牧場には温泉を建設済みです。

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温泉有りで放牧したままずっと待った結果、9歳の2月にやっと怪我が治りました。

とりあえず再入厩させて馬体解析してみました。

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5年近く放牧していましたが全く能力は落ちていないようです。

ですが9歳なのでおそらく1回レースに出すと能力がガクッと落ちてしまうと思います。

ダビマスではピークが来ると後はレースに出すと能力が下がる仕様になっています。逆に言うとレースに出さなければ能力は下がりませんこのあたりは以前に検証しました
ピークを過ぎてもレースに出なければ能力は下がらない

ということでこの馬は1回レースに出すと能力が下がってしまうはずなので、レースには出さずに調教でスピードをMAX値まで上げることができるのか試してみようと思います。これでMAXまで上げることが出来るのならBC登録くらいはやれそう。ただピークをとっくに過ぎているので能力が上がるのかどうか。

しばらく芝調教でスピードを上げようと頑張ってみました。

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ですがやはりもうこれ以上能力は上がらないようです。

大怪我した場合、ピーク前に戻ってくることが出来ればもしかしたら能力をMAXまで上げることも出来るかもしれませんが、治るまでに5年くらいかかったので期待は出来なさそうです。戻ってきても現状維持することが出来るだけで1レース使ったら能力は落ちるだけ。ならやはり早めに引退して繫殖入りさせるのが良いかもしれませんね。

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1回出走したらガクッと能力が下がりました。

なんか最近故障する馬が多くなったような気がする。

–追記–
その後の検証でレースに出さずに能力を維持していた場合でもBC登録した場合は本来の下がった能力値で登録されるということが判明しています。なのでレースに出さずに能力を維持出来るのは箱庭のレースだけとなっているのでBC登録する際は注意です。