晩成の馬を早く入厩させるとピークが短くなったりするのか?
晩成の馬を早く入厩させるとピークが短くなるとかデメリットがあるんじゃないかとか言われたりすることがありますが、参考になるかどうかわかりませんが試してみました。
同じ配合で作った晩成の馬で比較してみた
全く同じ配合から生まれた2頭の馬で比較してみました。この2頭は能力値は違いますが、成長タイプはどちらも一番遅いタイプ。距離適性やベスト体重まで同じでした。比較するなら一番近いかと思いこの2頭にしました。
1頭目の入厩前
少し前に記事内で使った産駒ですがこの馬は3歳の7月に入厩させました。
最終的には6歳の5月に解析したときにはまだピークを維持していて、6歳の11月に解析したときにはピークを過ぎていました。
2頭目の入厩前
2頭目は1歳の10月に入厩しました。
1頭目と同じように6歳の5月に解析したときにはまだピークを維持していて、6歳の11月に解析したときにはピークを過ぎていました。ピークが過ぎた時期は1頭目と同じくらいの時期かと思います。この2頭だけを比較すると入厩の時期によってピークの時期が変わるような感じは無さそうでした。
結局は違う馬なので比較しても意味があるのか無いのか分かりませんが、この2頭の場合は同じ配合で似ていたのでわりと近い成長タイプだったと思います。晩成の馬を早く入厩させることで3歳の早い時期から重賞も勝てるようになりました。この馬だけを見る限り早く入厩させるデメリットは感じませんでしたが、もしあるとするならばピークがくるまで時間がかかるのでそれまでに怪我をするリスクがあるということでしょうか。3歳からオープンクラスで活躍させたいなら早め入厩もありかと思います。