自家製で完璧な配合を作ってみませんか?

ひとつレベルアップするために自力で完璧な配合を作ってみませんか?

自家製種牡馬や自家製の繁殖牝馬を使って完璧な配合を作りたいなと思っても血統表のどこを見て、どう配合して繋げば完璧な配合になるのかわからないですよね。最初は誰でもそうです。

今回はせっかくなので種付けする際に血統表のどこを見て種付けすれば見事な配合や完璧な配合に繋げられるのかちょっとだけやってみようと思います。

これも人それぞれ作り方は違うと思うので慣れてくれば自分なりにやり方を変えていけば良いと思います。

上手く説明できるか分かりませんが、まずは一番簡単なところからやって行こうと思います。

まずは見事な配合を作ることから始める

見事な配合と面白い配合が同時に成立した場合に完璧な配合になります。

なのでとりあえず見事な配合の作り方に慣れておけば完璧な配合もできるようになると思います。

見事な配合が成立する条件を簡単に書きます。

下の種牡馬と繁殖牝馬の血統表(親系統)で赤い線を引いた部分が一致していれば良いだけです。順番はどうでも良いです。

種牡馬
2017y03m10d_032039891

繁殖牝馬
2017y03m10d_032020665

どちらも赤線を引いた箇所に
teddy
nearctic
swynford
nasrullah
という馬が入っています。順番は問われないので同じ馬が入っていればOKです。見る場所が分かれば簡単でしょう?


ちなみに上の画像は種牡馬がドリームジャーニーで牝馬がメゾンフォルティーです。ドリメゾ配合と言われているやつですね。これは完璧な配合になっているのでもちろん面白い配合も成立しています。面白い配合を説明するために上の画像に青い線を足してみます。

種牡馬
2017y03m10d_032039891

繁殖牝馬
2017y03m10d_032020665

青い線を引いた箇所が全部で8か所あります。牝馬は赤線青線が同じ個所になります。この8か所に7種類以上の馬がいれば面白い配合が成立します。ということは1か所だけは被ってもOKということです。

とにかく初めのうちは面白い配合は意識せずに見事な配合を自力で作れるようになればOkです。見事な配合を作るだけで自然に完璧な配合が成立したりする場合も多いのでまずは見事な配合を自分で作れるようになりましょう。

実際に作ってみる

ということでせっかくなので何か例を上げて試してみたいと思います。

個人的には種牡馬に併せて繁殖牝馬を作るというのが一番簡単な方法だと思います。

牡馬は生まれてから10歳くらいまで厩舎に残しておけば良いし、種牡馬入りしてからも20年使えるので、生まれてから20年くらいの間にそれに合う繁殖牝馬を用意すれば良いので時間的に余裕があります。

逆に牝馬に合わせて種牡馬を作るとなると、牝馬が生まれてすぐに種牡馬を用意し始めないと間に合わないので難しいです。生まれる前から用意しておいたりすることもあります。

慣れたら自家製種牡馬を作りながら自家製繁殖牝馬を作ったりということも出来るのでまずはやってみることが重要です。


ちょうどファーストオーダー×ウォーエンブレムという配合で牝馬を作りたかったところで牡馬が生まれてしまいました。正直言ってこの馬は何も使い道がないのでこの馬を種牡馬に上げた際に完璧な配合になる繁殖牝馬を作ってみようと思います。

ということでファーストオーダー×ウォーエンブレムの牡馬を種牡馬にした場合の血統表(親系統)を見ます。

2017y03m10d_020051496

まず見事な配合にするためには上の赤線の部分4つを見ます。

teddy
hampton
nasrullah
nearctic

とりあえずこの4つを覚えておいてこれに併せてセールで繁殖牝馬を探します。完璧な配合は見事な配合の延長みたいなもんなのでとりあえず見事な配合を作ることを練習しましょう。

2月1週のセールで出てくる繁殖牝馬の中から選ばないといけないので、場合によっては何年も使えそうな牝馬が出てこないこともあります。

今回の場合、上のteddy、hampton、nasrullah、nearcticを覚えておいて牝馬の血統表の親系統を見ます。

見る場所は下の画像の赤線の部分。

2017y03m10d_021531370

ロジカルシンキングという馬を見るとteddyとnearcticがここに入っている。種牡馬をつけて自家製の牝馬を作る前提でセール牝馬を購入するので、あとは同じ個所にhampton、nasrullahが入っている種牡馬を片っ端から探します。

するとヒシミラクルがこれに該当しました。

2017y03m10d_022555005

この2頭を配合すると下の血統表になります。

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きっちりと狙い通りの場所にteddy、hampton、nasrullah、nearcticが入っています。これで見事な配合が成立することは確定。

さらに面白い配合になる条件の部分を見ると

種牡馬側:青線の部分
native dancer
fairway
st.simon
hampton

牝馬側:赤線の部分
hampton
nasrullah
teddy
nearctic

全部で7種類あるので面白い配合も成立しています。

なのでこれで完璧な配合は成立します。


慣れてくると種牡馬側の血統表を見た時点で完璧な配合が出来るのか見事な配合しかできないのかはある程度分かるようになります。
というか種牡馬側の親系統で赤線と青線の部分を見て7種類以上あれば完璧な配合が出来るということです。そのうち分かるようになると思います。

注意点

注意点を上げるとすれば、繁殖牝馬を作る場合と種牡馬を作る場合で見る場所が違うということに気をつけるだけ。あとは配合した際に血統表がどうズレていくのか慣れるだけ。

繁殖牝馬を作る場合に見る場所は上でやりましたが、種牡馬を狙って作る場合は下の画像の赤線の場所を見る。

種牡馬
2017y03m10d_040701975

繁殖牝馬
2017y03m10d_040651328

上の2頭を配合すると下のような血統の種牡馬ができる。

2017y03m05d_011346199

産駒が出来るとこんな感じで血統表がズレていくので、見る場所さえ分かっていれば毎回同じです。あとは2月1週が来たらセール牝馬と種牡馬の血統表を見ながらどうすれば完璧な配合が出来るのかと考えるだけ。

最初はやっぱり種牡馬に合わせて牝馬を作ってみるのがやりやすいと思います。

配合してみました。

せっかくなので上で作った種牡馬と繁殖牝馬を配合してみました。

上で作った繁殖牝馬
ロジカルシンキング×ヒシミラクル

2017y03m10d_173844175

種牡馬ファーストオーダー×ウォーエンブレム

2017y03m10d_195506286

この2頭を配合すると完璧な配合で底力のクロスが1本発生していました。

2017y03m11d_031050846

この配合から生まれてきた産駒は下の馬です。

1頭目
2017y03m11d_032409232

2頭目
2017y03m11d_040302137

3頭目
2017y03m11d_152333640

4頭目
2017y03m11d_181524597

5頭目
2017y03m11d_185151040

あんなに能力の低い繁殖牝馬からでもこれくらいの馬が生まれてくる。自家製で完璧な配合を狙ってできるようになっておいた方が配合の幅は広がります。