菊花賞用のBC登録馬を作る場合
3周年公式BCの条件は皐月賞、ダービー、菊花賞です。
全部3歳限定のレースなので基本的に斤量の差は牡馬と牝馬にだけ生まれるのですが菊花賞の場合はBC登録した時期によっても斤量に差が生じます。
上の画像のように同じ3歳で性別も同じなのに斤量が1kg違っています。
菊花賞は9月4週までにBC登録すると10月1週以降にBC登録した馬よりも斤量が1kg軽くなります。
今行われている公式BCトライアルのお試しレースを走らせると斤量が異なっているのが分かると思います。
今回は牡馬戦なので全部牡馬ですが、56kgの馬と57kgの馬がいます。
この1kgの斤量差が本番の公式BCで影響するかどうか。
1kgの恩恵を受けるために3歳の9月4週までに登録しようと思うと騎手取りはかなり難しくなります。騎手取りの条件であるG1を10勝以上してハンデMAXというのは9月4週までに絶対に無理ということはありませんが相当無理しないといけないので難しい。
※今回は牡馬戦なので牡馬で9月4週までだとEXを入れてもGⅠは9勝が最大かな。今後EXが増えたら牡馬でも10勝いける可能性はあります。
騎手才能を付けたりもしくは菊花賞の舞台である京都を得意とする騎手をどうしても乗せたい場合はほぼ10月以降の登録になると思います。
ということで菊花賞用の馬を作る場合、騎手を取るつもりがなくて能力が仕上がっているのなら9月4週までにBC登録しておいた方が斤量1kgだけ得しますよという話でした。
まあ戦略としてこの1kgを取るか捨てるかは人それぞれかと思います。
ちなみに秋華賞も同じ。